第85回
第85回九都県市首脳会議の結果概要(環境問題対策委員会に関する案件のみ抜粋)
−令和6年4月22日
首脳提案について
(代替フロン排出削減対策の徹底について)
地球温暖化対策として温室効果ガスの削減に取り組んできたが、温室効果の高い代替フロンの排出量は年々増加しており、その漏えい対策が喫緊の課題で ある。そこで、全国のフロン類算定漏えい量の26.3%を占める九都県市が一体となり、取組状況や課題を共有するとともに、事業者及び住民に対し、代替フロンの温室効果や適正処理に関する啓発を行うこととした。
報告事項
(大気環境の更なる改善に向けた対策の推進について)
大気中で二次生成され、都県域を越えて移流する光化学オキシダント及びPM2.5の低減に向けた原因物質の削減対策や自動車排出ガス対策について、国に要望する。
(水素社会の実現に向けた取組について)
国が令和5年に改定した「水素基本戦略」等の進捗状況を踏まえ、国に対し要望を行った。また、水素エネルギー関連事業者との情報交換を行った。引き続き、九都県市で連携した取組の実施に向けて、具体的な内容の検討・調整を行う。
次回は、令和6年秋、千葉県において開催する。